病院機能評価
病院機能評価認定について
病院機能評価とは、病院をはじめとする医療機関が提供する医療サービスが、
患者さんの望む内容と質として提供されているか、診療活動の中で発生する
問題点をきちんと改善されているか、また改善の努力を怠っていないかなど、
病院の現状と問題点を明確にするため、第三者による評価を行い、改善が
認められる病院に対して認定証を発行されるものです。
財団法人日本医療機能評価機構によって運営されています。
詳しくは、日本医療機能評価機構のホームページを参照ください。
なぜ、このような評価が必要か、この評価を導入することによりどのような効果が期待できるかというと、病院を始めとする医療機関が提供する医療サービスは、医師、看護師等様々な専門職種の職員の技術的、組織的連携によって担われていますが、医療の受け手である患者さんのニーズを踏まえつつ、質の高い医療を効率的に提供していくためには、組織体としての医療機関の機能の一層の充実・向上が図られる必要があります。もとより、質の高い医療を効率的に提供するためには、医療機関の自らの努力が最も重要であり、そのため医療機関が自らの機能を評価するいわゆる自己評価が実施されているところですが、こうした努力をさらに効果的なものとするためには、第三者による評価を導入する必要があります。 第三者評価の実施により、次のような効果を期待することができます。
機能評価により期待できる効果
1.医療機関が自らの位置づけを客観的に把握でき、改善すべき目標をより具体的・現実的なものになる。
2.医療機能について、具体的な改善方策の相談・助言を受けることができる。
3.地域住民、患者さん、就職を希望される人材、連携しようとするほかの医療機関への提供情報の内容が保証される。
4.職員の自覚と意欲の一層の向上が図られると共に、経営の効率化が推進される。
5.患者さんが安心して受診できる医療機関を増やすことになり、地域における医療の信頼性を高めることができる。