禁煙への取り組み
敷地内全面禁煙への取り組み
日本においてタバコが原因と考えられる死亡者数は交通事故死の約10倍にあたる10万人と推測されています。
20世紀は喫煙の害がわからずに、タバコを吸うことが当たり前の時代でしたが、21世紀は健康や環境が大切にされ、タバコを吸わないことが当たり前の時代になるでしょう。
今でこそ、医療機関の禁煙施設も珍しくありませんが、博愛会では1999年より全国に先駆けて禁煙推進を行ってまいりました。
われわれ、医療人は、「命を守る」プロとして、住民の皆さまに正確な喫煙の害を伝え、禁煙を勧め、そして、禁煙希望者に対して、専門的な支援をしていく使命があると考えています。
メディア掲載記事紹介
西日本新聞 平成14年7月10日夕刊
福岡市中央区笹丘の博愛会病院(那須繁院長、145床)が、全面禁煙とする「禁煙病院宣言を打ち出し、医療関係者の注目を集めている。
国内の病院では、喫煙する患者が少なくないことや、医師の喫煙率が比較的高いことなどから分煙が一般的で、100床以上の大規模病院が全面禁煙に踏み切るのは珍しい。
今年4月に宣言して以降、患者やスタッフが禁煙に成功した例が出ており、医療界のモデルになりそうだ。
博愛会病院の診療科目は外科、内科などで、医療法人「博愛会」が経営。 今回は同病院をはじめ、併設の老人保健施設「老健センターささおか」(入所定員100人)でも全面禁煙を実施。
病院前の目立つ場所に「宣言」看板を掲げ、病院の喫煙室は閉鎖した。 (記事一部抜粋)
NHK ゆうどき5 平成14年7月23日放映
テーマ:医療現場の禁煙対策について
全国で初めて敷地内全面禁煙を実施し、スタッフ・患者さんへの取組みや、現状における問題点など、今後も予防医学の面から禁煙の大切さを伝えていこうとする病院として紹介されました。
※NHK おはよう日本 平成14年7月25日放送
ご自身のため、ご家族のため、大切な人のため、禁煙してみませんか!