病棟案内
地域包括ケア病棟(3階病棟)
内科では高齢者に多い疾患(肺炎、転倒による骨折等)で、症状が安定すれば回復期リハビリ病棟へ移動し、退院後の在宅生活に向けリハビリに取り組みます。また、退院調整看護師、医療相談員の介入により在宅サービスの調整も行います。
継続受け持ち看護方式を導入し患者さんと看護者との信頼関係を深め、ケアの充実に取り組んでいます。
「最良の医療サービスの提供」を目標に、患者さんを中心としてチーム医療を実践しています。
また、専門性を発揮できるよう業務はできるだけ分業化し、医療者間のコミュニケーションにも努めています。
地域包括ケア病床 50床
回復期リハビリテーション病棟(4・5階病棟)
回復期リハビリ病棟では「チーム医療により、質の高い医療及びリハビリを提供することにより、患者さん及びご家族の方のニーズに応えていく」を基本方針とし、リハビリによる機能障害の改善、できるADL(日常生活動作)・しているADLの自立、寝たきり予防・家庭復帰の支援に取り組んでいます。主な病態は“脳血管障害・特定部位の骨折や骨折術後・肺炎や手術後の安静等による廃用状態”にあり、リハビリを必要とする方です。
患者さんは病気だけではなく、機能障害等により心理的に不安定になったり、生活や経済面・介護面で何らかの支援を必要としています。当病棟では、患者さんやご家族を中心に医師をチームリーダーとし、看護師・セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)・ケアワーカー・医療相談員・薬剤師・管理栄養士・事務職員が一つの『臨床チーム』として機能分化・連携しながら、効率的・集中的なリハビリサービスの提供、安全・快適な療養生活が送れるようなケアサービスの提供、自宅でも安心して生活が送れるような退院支援に努めています。
これらのことを実現できるよう、毎日スタッフ間でADL拡大に向けた話し合いを行ったり、医師との情報交換を密に行っています。また、病状の変化時は当院でできる治療や検査を行ったり、入退院支援センターを通して急性期病院と転院調整をするなど『病病連携』を行っています。
すべてのスタッフが情熱と真心をもって患者さんの持つ能力を引きだす、要望にそえるようにしていきたいと考えています。
「元の自分、新たな自分をみつける」道を、一緒に歩んでいきましょう。